当ブログおよびホームページの更新を長らく停止していましたが、この度、ホームページのデザインをリニューアルして、スマートフォンによるアクセスに完全対応しました。

現時点では、デザインのリニューアルによるスマホ対応を先行させたため、書かれている情報については古いままとなっている箇所も多くあります。

債務整理や借金の問題を取り巻く状況は、この数年で大きく変化したところもあり、当ブログおよびホームページに書かれていることが当てはまらないところもあるはずです。

古いブログ記事のすべてを書き直すことはできませんが、ホームページの各種情報については随時更新をおこなっていく予定です。

このホームページでおもに取り扱うのは、債務整理過払い金請求消滅時効援用相続放棄についての情報です。相続手続や、不動産登記については、松戸の高島司法書士事務所ホームページをご覧ください

債務整理の相談は松戸の高島司法書士事務所へ

2018年に入る頃から、債務整理のご相談が増加しています。銀行カードローンによる借入が多くある方、クレジットカードのショッピングリボ払いを多数利用していることにより返済が困難になった方からのご相談が多くなっていると感じます。

平成22年6月18日に完全施行された新しい貸金業法で、貸金業者からの借入れ(キャッシング)について総量規制がなされました。これにより、消費者金融やクレジットカードのキャッシングによって多額の借入をすることはできなくなっています。

しかし、銀行からの借入は総量規制の対象外ですし、クレジットカードのショッピングも総量規制の対象外となっています。

そこで、複数の銀行から多額の借入をしているケースが多くなっています。銀行カードローンの場合、1社からの借入が100万円を超えるような多額である場合も多く、複数の銀行から借入をすることにより短期間のうちに支払不能になってしまいます。

また、総量規制の影響でキャッシングによる貸し付けをできなくなったクレジットカード会社が、ショッピングリボ払いの利用を推進しているためか、多数のクレジットカードでショッピングリボ払いを利用したことで支払不能になる方も多くなっています。

以前は、キャッシングにより現金を借りていた代わりに、日常のスーパーなどでの買い物をすべてクレジットカードのショッピングリボ払いにするようになったわけです。一括払いでは支払えないから、リボ払いにしてしまうとか、そもそも、リボ払いの意味を理解していないでクレジットカードを使っている方も多いようです。

リボ払いが増えているのは、クレジットカード会社が総量規制を逃れるために仕向けているとしか考えられないような状況です。結局、ショッピングリボ払いを利用しても、キャッシングにより現金を借りても、生活費のために使っているのは同じわけです。

ショッピングリボ払いは残高に対して年率18%などの利息がかかり続けるのであり、カードローンを利用してるのと変わりません。クレジットカードのリボ払いを利用しないと日常の生活が成り立たないようであればすでに危険信号です。

銀行カードローン、クレジットカードのショッピングリボ払いのいずれについても、気付かないうちに一気に残高が増えてしまうものです。返済が難しいと感じたら、早めに専門家に相談することをお勧めします。