引き直し計算（利息の再計算）

債務整理や過払い金返還請求をする際には、その貸金業者から一番最初に借入をしたときにさかのぼって、全ての取引を法定金利で再計算します。法定金利、つまり、正しい金利で引き直すので「引き直し計算」や「利息の再計算」といっています。

引き直し計算をすることで、任意整理の場合であれば、支払うべき債務元本の金額が分かりますし、過払い金請求をするならば、過払い金元本の金額が判明するわけです。

引き直し計算をするには、相手方である貸金業者（消費者金融、クレジットカードのなど）との全ての取引を知る必要があります（ここでいう取引とは、借入および返済とその日付です）。しかし、借入れ当初からの全ての取引明細などを保管されている方は少ないでしょう。そこで、相手方から取引履歴の開示を受けるのが通常です。

取引履歴の開示請求はご自分で行うことも可能ですが、債務整理・過払い金請求のご依頼をいただいてから、司法書士が相手方貸金業者に対して行うのが通常です。

引き直し計算については、取引履歴の再計算のページもご覧ください。千葉県松戸市の高島司法書士事務所では、取引履歴再計算の無料サービスも行っております。