当事務所(千葉県松戸市の高島司法書士事務所)では、ホームページやブログをご覧になった方からのお問合せを多数いただいています。今回は、長年にわたってネット集客をおこなった経験から、ホームページによる集客について書いてみようと思います。
ホームページからのお問合せが入らない理由
大多数の司法書士事務所では、集客のためにせっかくホームページを作ってもらったけれども、ほとんど(または、全く)お問合せが来ないのが普通です。その最大の理由は、ホームページへのアクセスがあまりにも少ないからです。
これからネットによる集客を始めようと考えた司法書士の場合、ホームページの作成を業者に依頼するのが通常でしょう。ホームページ作成業者に数万円~数十万円の費用を払えば、それなりの見た目のホームページが出来上がるはずです。
その立派なホームページを多くの方に見てもらうことが出来たならば、お問合せもきっと入るだろうと期待したいところでしょうが、現実にはほとんど(または、全く)お問合せが入らないわけです。その理由は、先ほども書いたとおりアクセス数が少なすぎるからです。
当事務所ウェブサイト(松戸市の高島司法書士事務所)へは、平日1日あたり1,000前後のアクセス数があります。当事務所では他にも複数のウェブサイトがあるので、1日あたりの合計数では3,000程度のアクセスがあると思われます。それだけのアクセス数があるからこそ、日々多くのお問合せが入るわけです。
ホームページのデザインの重要性は
司法書士事務所がネットによる集客をするのにあたって、ホームページのデザインや見た目はそれほど重要ではないと考えます。
もちろん、いかにも問合せしたくなるような素晴らしいデザインのホームページが作成できればベストですが、凝ったデザインや多数のイラストを使用したウェブサイトを作るのには多額の費用がかかります。
そして、せっかく素敵な見た目のホームページを作っても、ウェブサイトのデザインには流行り廃りがありますから、数年も経てば陳腐化してしまう可能性が高いです。 数年ごとに100万円などの費用を払ってウェブサイトのリニューアルをするつもりがあるならば、最先端のデザインを追い続けるのも良いでしょうが、小さな司法書士事務所にとってかなりハードルが高いでしょう。
当事務所が最初に開設し、現在も高い集客力を維持しているウェブサイト(司法書士 松戸市 | 松戸駅1分の高島司法書士事務所)は、見栄えは今いちであるものの長年にわたり更新を続けてきたことで、今も多数のアクセスを集めています。
それは、「司法書士 松戸市」などのGoogle検索で上位を維持してきた結果であり、素晴らしいデザインだけどアクセスが少ないサイトより、デザインがいまいちだけどアクセスが多いサイトの方が集客力のあることの証しです。
ホームページは更新しなければ集客できない
司法書士事務所のウェブサイトでは、見た目は立派だけれども、新規公開のときから更新が全くされていないものが多くあります。ホームページ作成業者に依頼して作成したものの、自分で更新するのが難しいとか、そもそも、更新する意欲がないなどの理由で放置されているわけです。
せっかく公開したホームページがなぜ放置されているのかといえば、全く集客効果を実感できないからというのが最もありがちな理由でしょう。全然問合せが入らないから更新しようという意欲が湧かず、そのせいで検索順位も上がらないので諦めて放置してしまうということです。
ホームページの公開から数ヶ月間はぜんぜんお問合せが入らないのも当然です。それでも、地道に更新を続けていくことで半年や1年などの期間を経て問合せが入るようになるわけです。しかしながら、実際にやってみようと思うと、全く問合せが入らない状況で毎日ブログの更新などを続けていくのは大変なことでしょう。
さらにいえば、半年間ブログの更新を続けていったからといって集客に成功するとは限らないわけです。更新を続けなければうまくいかないが、更新を続けてもうまくいくとは限らない。現実に集客をおこなえている経験者が身近にいないと、なかなかモチベーションを保つのも難しいでしょうが、SEOによる集客に成功するには絶対に必要なことです。
集客にはどのくらいのアクセス数が必要か
先にも書いたとおり、高島司法書士事務所(千葉県松戸市)が保有しているサイトの合計では平日一日あたり3,000程度のアクセスがありますが、それでも、1日あたりのお問合せはせいぜい5件程度です。
多いときではメール、電話、LINEをあわせて5件以上も入るときもありますが、もちろんその全てがご相談予約につながるわけではありません。そして、1件もお問合せが入らない日は少ないとしても、ご相談が多すぎてお断りするような事態にはまずなりません。
ほとんどの同業者には、ほぼ毎日ホームページ経由で複数のお問合せが入るなど信じられないことでしょうが、当事務所のように多数のアクセスを集めているホームページであっても、実際にはその程度のお問合せ件数であるわけです。
それでも、SEOによって集客をしようとするならば、当事務所サイトのようなアクセス数を集められるよう努力していくしかありません。
SEOによる集客以外には、Google広告などのリスティング広告を使う方法もありますが、今では1クリックあたりの単価が高くなっていますから、月に10万円程度の広告費ではそれほどの集客はできないはずです。
当事務所でも少しだけGoogle広告に出稿していますが、リスティング広告だけで集客をしようとするのは危険だと考えています。今後さらにクリック単価が上がっていったとすれば、10万円売り上げるために5万円の広告費がかかるようなことにもなりかねないからです。
結局、司法書士事務所がネットによる集客をするには、SEOによりアクセスを集められるというベースがあった上で、それにプラスする形でリスティング広告などを活用するのが確実であるはずです。
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